うるしが教えてくれること – 漆とロック代表・貝沼航インタビュー
投稿日:2020年3月5日(木) カテゴリ:うるしるコラム , 漆器「めぐる」ニュース
下記のインタビュー記事は以前あるプロジェクトのサイトに掲載されていたものですが、記録も兼ねてこちらにも掲載しています。
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漆とロック・貝沼航インタビュー
『“漆”を通じて豊かさの「ものさし」を問い直す』
(取材・撮影・編集:ヘキレキ舎・小松理虔氏)
伝統工芸の町、福島県会津地方。数ある伝統産業の中で、漆器産業の衰退は年々深刻さを増している。「このままでは、古き良き日本の伝統が失われてしまう」。そんな気持ちで、漆器工房のガイドツアー「テマヒマうつわ旅」や新しい漆器ブランド「めぐる」を展開し、漆器を作る人と使う人のつなぎ直しに奔走しているのが、漆とロック株式会社の貝沼航さんだ。貝沼さんは「漆器には日本人本来の豊かさが込められている」という。貝沼さんはなぜ「漆器」に賭けたのか。そして、漆器から私たちは何を学ぶことができるのか。話を伺った。
―伝統工芸の作り手(職人)の姿に惚れて起業
大学卒業後に就職がきっかけで会津に来たのですが、様々活動する中で、この地に残る伝統工芸に触れ、職人さんたちの工房にお邪魔させていただいたのが最初のきっかけでした。その時はかっこ良いとか、素晴らしいとか、単純な気持ちしかなかったんですが、学べば学ぶほど、会津の伝統工芸が抱える課題が分かってきたんです。中でも漆器は最も変革が起こりづらい状況に見えました。そもそも漆器が現代人の生活から離れてしまっているし、昔からの流通の慣習がアップデートできておらず古い体制が残ったまま。会津全体での漆の売り上げも、最盛期から比べて7分の1以下にまで落ち込んでいますし、職人の数もかなり減っていました。とにかく課題要因が絡み合っている産業なんですよね。でも、課題が多い分、取り組む価値が大きいと思うし、何とかチャレンジして「解き方」を見出していきたいなと思いました。と言っても、やっぱり漆そのものの魅力に引かれたというのが、動機としては一番大きいかもしれません。「なんで、こんな素敵で面白いものがなくなろうとしているんだろう?」というシンプルな思いが、やっぱり自分のベースにありますね。
―貝沼さんが語る、漆の魅力
皆さんあまり気づいていないかもしれないんですけど、漆はすごいですよ、本当に。自分が持っている「価値」の時間単位が変わってきますから。日本人の平均的な食器の買い替え年数は3~4年と言われているんですが、漆器は10年~15年くらいは最低でも使えますし、表面が傷んできても、塗り直しをすれば、新品同様に生まれ変わり、さらに長く使うことができます。購入する時の価格は、何千円もするので高いように思えますが、子の代・孫の代に渡っていいものを丁寧に使うことができるという時間とその豊かさを考えると、決して高くはないんです。それに、手仕事の漆器は使えば使うほど手になじんで美しさが増してくるのがいいですね。いい漆器は、自然に所作を丁寧にしてくれて、暮らしを静かにしてくれるものだと思います。
漆の器は、木の国である日本で、縄文時代の日本人が生み出した素晴らしい発明だと思います。
―漆器の時間軸は、地球のサイクルそのもの
漆器を作るには、1人の職人では出来ません。木材を器の形にする「木地師」、そこに漆を塗る「塗師」、そして装飾を施す「蒔絵師」という最低でも3工程の職人の手を経て、それぞれの職人が「手間ひま」をかけて完成します。また、漆塗りに使われる漆の液は、成長した漆の木の表面に傷をつけて採るのですが、1本の漆の木を育てるのに15年ほどかかります。この15年という時間は、暮らしの中で使い続けた漆器が、ちょうど塗り直しが必要になってくるタイミングとほとんど同じなんです。また、漆器の木地を採る木も、樹齢100年くらいのものを使いますが、漆器の耐用年数も同じくらいの時間です。塗り直しが必要になったときには、漆の木が育ち、新しい器が必要なったときには、ちょうどよく木が育っていることになります。つまり、漆器の時間軸は木材の成長サイクルとリンクしているんですよ。ですから、漆器を使うことは、自分の生活を地球のサイクルに近づけていくことにつながると言っていいかもしれません。
―3.11を体験したからこそ、取り戻すべき「不便さ」
東日本大震災の後よく考えるのは、私たちの追い求めてきた豊かさの「ものさし」についてです。私たちは、食べること、買うこと、使うこと、いろんなところで「便利さ」や「快適さ」を追い求めてきました。それが豊かさの尺度になっていた。ところが、その「便利さ」や「快適さ」の象徴のような原発が事故を起こしてして、こんなにもうろたえている僕たちがいる。大量生産・大量消費のシステムは、人と人とのつながりや時間の重みを排除することで効率化、合理化してきましたが、私たち自身、その便利さや快適さに誰も責任を負わずにやってきてしまった面があったと思うんです。そして、その問題が今こうして露になっている。ですから、震災後は特に「不便さを取り戻すこと」が大事だと考えるようになりました。不便さ、つまり「手間ひま」の価値を取り戻し、自分の中の豊かさの「ものさし」をもう一度作り直すことが大事なんじゃないかと。
―五感に訴える「テマヒマうつわ旅」
私が今取り組んでいる「テマヒマうつわ旅」という事業は、漆器の作り手に直接会いに行く旅のプログラムです。これは、趣旨に賛同してくださっている10程度の工房と共に取り組んでいます。職人さんの日常にお邪魔し、漆器づくりの様子を見学できたり、作り手と直接言葉を交わすことができます。この「対話」という要素を一番大事にしています。もちろん、作り手から直接器を購入したり、オーダーメイドの注文をすることもできます。その他、お客さんの要望に応じて、職人さん直伝の制作体験をしたり、市内の飲食店で漆器を使った食事もすることもできます。直接言葉を交わして、工房の雰囲気や木の香りを味わいながら、五感を使って「体験」していくことが、その人の「身体感覚」として記憶される。だから、旅が終わってそれぞれの生活の場に戻った後も、漆器を使う度に旅の記憶が甦って、職人の顔が思い浮かんだり、器に思いを寄せたりすることができるんだと思います。食器とそういう付き合いができるというのは「豊かさ」のひとつだと思うんですね。
―身体感覚を取り戻すことで狭まる距離感
参加した方からは「漆器がこれほどまでに面白いものだったとは」とか、「使うたびに職人さんの顔が思い浮かぶようになった」、「すばらしい映画を見終わったような充実感があった」などの声が上がります。やはり、身体感覚として記憶されているからだと思います。今までの大量生産・大量消費の流通構造では、使い手がものづくりの現場に行き、そこで身体感覚を得るなんてことはできませんでした。販売に至るまでに流通の高い壁が何重にもあって、作り手の顔や思いが見えにくくなっていたからです。逆に作り手の方も使い手の顔が見えなかった。この事業によって、その壁を壊していくことに切り込んでいきたいと思っていますし、テマヒマうつわ旅というチャレンジによって、作り手と使い手の距離を少しずつ縮めていくために必要なことが見えてきたかなと感じています。
―内省の時間を生み出す「うるしスイッチ」
テマヒマうつわ旅は、表面的に言えば「工房ツアー」なんですが、僕は決して観光サービスをやりたい訳ではないし、お客さんにとっても、この旅の時間は単なる楽しさだけではなくて、実は「内省」の時間になっているんだということを改めて感じています。ただ器のことを知るだけではなく、自分の生き方、そして豊かさとは何なのか、そんなことを考える時間になっているんです。僕はこれを「うるしスイッチ」と呼んでいます。ツアー中にこのスイッチが入ると、価値の基準についてもう一度考え直す静かな内省的な時間に変化していきます。それが起きるのは、50年、100年という「漆の時間軸」があるからこそなんです。
―会津、そして東北の豊かさとは
会津の冬は厳しく、たくさんの雪が降ります。雪が降る時期は、外に出ることができないので気持ちが内側に向いてくるんですが、それがまさに「内省」の時間になるんですね。そして、そういう冬の時間があるからこそ伝統工芸が生まれ、続いてきたんだと思います。以前、奥会津の方が「雪というのは豊かさそのものなんだ」とおっしゃっていました。雪があるから落葉があり、豊かな土壌ができ、その雪によって水資源がもたらされ、秋の実りが生まれるわけですよね。実は東北地方には縄文遺跡が多いんですが、縄文人はその豊かさを本能的に理解していたんだと思います。だって、現代人が生きにくいと思っている雪深い東北にこそ縄文人が生きてきたわけですから。
―「手間ひま」こそ、東北の醍醐味
僕の考える東北らしさもそういう「手間ひま」です。雪によって閉ざされながらも、その内省的な空間の中で脈々と手仕事が受け継がれてきました。そして、雪の恵みから米が作られ、そして酒が生まれる。その酒は、豊かな実りと人々を繋げてくれるわけです。そういう営みには大変な手間ひまがかかりますが、そういうことにこそ、「ものづくり」というか「生産する」ことの神髄が隠されているんだと思います。東北を旅するということは「暮らしの源流を辿ること」だと思うんですね。これは東北に限らず「地方」と言い換えてもいい。「地方」は、工芸品に限らず、人が生きるうえで必要なものをたくさん作ってきました。「作る」ということは生活の基盤を作ることです。しかし一方で、都市はそれを消費するだけになってしまっていた。つまり生産と消費が切り離されていたんだと思うんです。やはり、消費と生産をもっと近いものにして「みんなが作る人になる」ことを目指さないといけないと思うんですね。
―東北に満ちあふれている、サバイバル感
東北で震災が起きたということは、やはり日常が揺らいだということだと思います。そして日常が揺らぎ、これまでの便利や快適というシステムが崩れかけたときに、私たち人間が本来持っている「生存本能」というか「サバイバル感」が出てきていると思います。戦後の復興があれだけエネルギッシュだったのは、やっぱり厳しい時代を乗り越えようというむき出しのサバイバル感があったからだと思うんです。そして今、そのサバイバル感に溢れているのが東北です。便利な生活を失ってみて初めて出てくるような生存本能が東北には満ちあふれている。東北を訪れることで、私たちが失いかけている生存本能、自然に対する感覚、そして日常を問い直す感性を取り戻すことにつながると思います。
さらに言えば、「日本人の生き方をもう一度作り直す」ということを提案したいと考えています。福島にある東京の原発が事故を起こし、そこだけ見れば被災地ですが、そうではない、事故があったからこそ見つめ直したもの、そこから立ち上がってくる新しい価値があると思うんです。それが、私にとってはまさに「漆」です。漆が持つ力、そして職人さんたちの言葉は、私たちに新たな価値を示してくれると思っています。
―今の時代だからこそ発表した会津の本物ブランド「めぐる」
暗闇のソーシャルエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とのコラボレーションによって誕生した『めぐる』という漆器があります。視覚障がい者の女性たちが持っている指先の触覚、唇の感覚を「プロフェッショナルな感性」と捉え、ものづくりに活かしたものです。『めぐる』という名前は、使う人の家族の中でめぐっていくということ、そして使う人と作る人の間でめぐり続けることという2つの意味がこめられています。使い始めて15年後くらいに必要になるであろう漆の塗り直しは、職人のお弟子さんにお願いします。今のうちから15年後の仕事を作ることで、仕事がめぐっていくわけです。売り上げの一部は、漆の植樹のために寄付されるシステムにしました。これも、漆のある暮らしを次の世代にめぐらせていきたいからです。そして、お椀自体も、子の代、孫の代にまでめぐっていく。やはり漆器は商品があってこそ。魅力ある商品から広がる価値も伝えていきたいと思います。(「めぐる」公式サイト : http://meguru-urushi.com/ )
―Urushi is Rock!!
漆器は、一見すると想像できませんがとても「ロック」な存在です。効率や合理性を追い求める時代の波に流されない反骨精神、そして自然への畏敬の念が詰まっています。そんな漆の器に出会い直しに、会津にお越しください。また講演会やワークショップも開催しています。
漆とロックへのお問い合わせは、こちらのサイトから。
漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.) 代表 貝沼 航
1980年福島県福島市生まれ。東京の大学を卒業後、会津若松市に移住。サラリーマンをしていた25歳の時に、縁があり訪れた工房で漆器づくりの現場に魅せられ、職人さんたちを応援したいと会社を辞めて起業。2015年、世代を超えて受け継いでいく「人生のお守り」をテーマにした漆器ブランド『めぐる』を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。また、木と漆という天然資源の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感してもらう産地ツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。NPO法人はるなか・漆部会の副代表として国産漆の森の再生活動にも力を注いでいる。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、全国をまわり漆器のある暮らしの豊かさについて講演やイベントも行っている。貝沼航Facebook
【めぐるからの大切なお知らせ】「十月十日(とつきとおか)」でのお届けに変わります!
投稿日:2019年11月15日(金) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
漆器「めぐる」は、第6期となる2020年生産分から受注及びお届け方法が大きく変わり、“我が子のように迎え、育てる器”として進化します。
「めぐる」は、約1年をかけ手間ひまを惜しまずに丁寧にお作りすると共に、素材となる国産の漆や木材(トチノキ)を守り、季節のサイクルに則したものづくりを保つため、第6期からは、基本的に年1回の受注期間を設けての数量限定・完全予約生産となります。
器は、ご注文いただいてからおおよそ「十月十日(とつきとおか)」をかけてお手元に届きます。その期間、毎月メールや葉書などでご自身の器が育つ(作られる)様子をお知らせします。
我が子を迎え入れるように、器のマタニティタイムをお楽しみください。
受注期間は2019年12月上旬〜2020年3月上旬までの3ヶ月間、300セット限定。実際の商品のお届けは2020年11月となります。
詳細については、「十月十日(とつきとおか)」の受注スタートに合わせて公式ウェブサイトが全面リニューアルされますので、そちらを是非ご覧いただければ幸いです。
また併せてお知らせですが、現在、漆や木材など原材料の値上がりが続いており、第6期から商品価格もそれぞれ1割弱値上げさせていただきます。申し訳ございませんが、ご理解・ご了承いただけましたら幸いです。
なお、「十月十日(とつきとおか)」の受注期間を見逃されませんように、下記「めぐるオンラインストア」のフォロー並びに気になる商品ページにて「再入荷お知らせ」ボタンを押していただき、予約スタートをお待ちいただけましたら幸いです。
https://meguru.stores.jp/
それでは、これから大きく進化していく「めぐる」を引き続きどうぞよろしくお願いします。
【めぐる】「水平」の器に「木地溜(きじだめ)塗り」が加わりました!
投稿日:2019年7月1日(月) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
この度、「めぐる」に新しい仲間が加わりました!
これまでお客さまからもご要望の多かった「水平」の器の木目が見えるバージョンになります!
今回の塗り方は「木地溜塗り(きじだめぬり)」と言います。「素黒目漆(すぐろめうるし)」と呼ばれる生漆を精製したそのままの漆を塗り重ねた塗り方です。
別名で「透き漆(すきうるし)」とも呼ばれる通り、顔料などを加えていませんので、漆の自然の色をそのまま活かしています。長年使っていくと、漆の中の茶色が抜けてきて、より透明感を増してきますので、使う中での経年変化も楽しめる器です。
日月の器には「拭き漆」という塗り方のシリーズもありますが、同じ木目が見える塗り方でも、「木地溜」は「拭き漆」よりも塗りの工程・回数や厚みが多いため、水平のかたちに合わせてより上品な雰囲気に仕上げました。
この塗り方の特徴である「透け感」を最大限引き出すため、最初の木固めの段階から国産の漆を使っています。このなんとも言えない肌合いの美しさは、このような素材へのこだわりと塗師・吉田徹さんならではの高い技術によるものです。
さらに、口縁(天縁)の一周だけは黒の漆で塗り、より心地良い口当たりを実現しています。
トチの木の温もりが伝わる落ち着いた雰囲気をお楽しみください。
今回は、初回生産分となりますので、15セット限定、三つ組のみでの販売となります。現在、こちらは在庫がありますので、おおよそ2〜3週間でお届けが可能です。贈り物などにもご検討いただければ幸いです。
予定数に達し次第、一旦お申し込みを締め切りますので、お早めのご注文をお薦めします。
商品の詳細・ご注文はこちらのオンラインストアからご覧ください。
https://meguru.stores.jp/
【めぐる】
「めぐる」は、暗闇の中で対等な対話の場を作るエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボレーションし、触覚に優れた全盲の女性たちの“特別な感性”をデザインに取り入れることで、心地よい持ち心地や口当たり、そして抱きあげたくなる優しいかたちを追求しました。素地には国産の栃の木を、上塗りには上質な国産漆を使い、会津漆器の腕利きの職人たちが正統な伝統技法で作る本物の漆器です。永く使っていただけるよう将来のお直し(修理や塗り直し)にも対応しています。
【水平のかたち】
「水平(すいへい)」は、「器の腰に水平のラインがあることで、私たちは器の正しい傾きが分かり中身をこぼしにくくなる」という”目を使わずに生きる女性たち”の声から生まれました。安心して抱きあげるような骨格があり、「しっかりしていてこぼさず持てる」かたちをしています。さらに、その形のバランスの良さから持ち方が安定され、自ずと姿勢が良くなり、美しい所作にも繋がります。
その美しさと使い勝手の良さは、三つ組で引き立ちます。飯椀、汁椀、菜盛り椀。きれいに重なるその形は、禅の食事に用いる器「応量器(おうりょうき)」にヒントを得ました。
人生を共に過ごしていく一揃いとして、永くお使いいただけます。
「人生の節目に、大切な人へ漆器を贈る文化を広めたい!」クラウドファンディングに挑戦中です!
投稿日:2019年4月2日(火) カテゴリ:テマヒマうつわ旅ニュース , 漆器「めぐる」ニュース
私たちは現在、新しいステージへ向かうための活動資金を募るクラウドファンディングにチャレンジしています!!
「人生の節目に、大切な人に漆器を贈る文化」を作り広げたい!
これが活動テーマです。
食べることは生きること。食卓は家族の物語を紡ぐ場所です。
そこにずっと寄り添う「器」は、とても人が人らしく生きるための道具だと思います。
だから、大切な人の祝福に日本の器である「漆器」を贈り合う、そんな美しく思いやりのある文化を作りたい。
それを“漆結い(うるしゆい)”と名付け、広げていきたい。
その思いから、このクラウドファンディングに挑戦することにしました。
目標金額は300万円、募集期間は2ヶ月間です!
また今回のクラウドファンディングでは、お盆やお箸、ぐい呑など、新しい商品の先行予約受付もしております!自信作が揃っています!
是非、下記のページから具体的な取り組みをご覧いただき、皆様のご支援をいただけたら幸いです!シェアや拡散のご協力もとても嬉しいです!
縄文から続く日本の漆文化を未来に繋ぐため、皆さんの力を貸してください!
どうぞよろしくお願い致します!
クラウドファンディングページ → https://readyfor.jp/projects/urushiyui/
新たに「めぐる」への「誕生花」の蒔絵入りのサービスも開始予定です!(クラウドファンディングで先行予約しています。)
その他、様々な返礼品をご用意しています!詳細はページからご覧ください!
【2/8-11】国分寺カフェスローにて『愛しの漆 -木のめぐみのギフト展-』を開催します!
投稿日:2019年1月8日(火) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
―漆。
全てのはじまりは、ウルシの木から。
摩訶不思議な樹木の、いのちの雫を一滴一滴。
塗り重ねることで、美しく、丈夫に。
まるで、モノにいのちが宿るように。
自然の力を暮らしに活かす、太古からの知恵。
少し特別な日には、漆のもの。
大切な人に贈って欲しい。
私たちの「愛しい漆」を集めました。
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うるしへの愛に浸る濃密な4日間が幕を開けます。触れる、食べる、知る、作るの4つ入り口から、縄文から続く奥深い世界への第一歩を踏み出してみてください。
『 愛しの漆 -木のめぐみのギフト展- 』
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会期:2019年2月8日(金)~11日(月祝) 11:00~18:00
会場:国分寺・カフェスロー
【触れる -展示販売】
カフェ店内にあるスローギャラリーでの3人展。漆器はもちろん、漆塗りのカトラリー、アクセサリー、小物の展示販売をします。(会期中常時開催。)
<漆とロック>
「山と、人と、食卓を繋ぐ」をテーマに、会津ブランド「めぐる」を中心に国産漆を使った漆器の企画・販売を行っています。今回は「めぐる」全ラインナップの展示と予約受注を行います。
Instagram https://www.instagram.com/meguru_urushi/
<uruchiku>
「漆の蓄積」をテーマに、アクセサリーや小物を作っています。広島市立大学漆造形終了後、広島を中心に活動しています。
Instagram https://www.instagram.com/uruchiku/
<ほくるし堂>
会津若松で、とうほく×ほくほく×ほくおうをテーマに、使ってたのしい、ほっこりできる漆器づくりを心掛けています。
Instagram https://www.instagram.com/hokurushido/
【食べる -カフェ】
期間中カフェでは漆器で食べられるメニューを、それぞれ1日10食限定でご用意します。
「漆の器で食べる 立春膳」 ¥1,200(税抜)
豆腐料理をはじめ、ふきのとうなど春の始まりを感じさせる苦みのある季節の食材などを使用した三菜、混ぜご飯、お汁。
漆器の温もり、美しさとともにめぐる季節をお届けします。
「漆の器で食べるカカオぜんざい」¥600(税抜)
2月はヴァレンタインデー♡ 漆器とチョコレートのコラボを和テイストでお届けします。
☆カフェ営業時間:2/8(金)11:00-17:00、2/9(土)11:00-15:00、2/10(日)11(月)11:00-18:00
※メニューは変更になる場合があります。予めご了承ください。
【知る -イベント】
『陰翳礼讃』漆器と暗闇 – 読書と食事の夕べ
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』をテーマに胡桃堂書店・今田順さんと漆とロック・貝沼航の対談、職人による実演など盛りだくさんの内容をご用意しています!
ウルシの蝋燭が織りなす闇と光の中で、漆を通して、自分の五感と出会いなおす時間をお届けします。
漆器で味わう一汁一菜のお食事&ワンドリンク付きです。
日時:2019年2月9日(土)18:30-20:30
会場:国分寺カフェスロー
料金:3,500円(漆器で味わう一汁一菜のお食事&ワンドリンク付き)
定員:30名(要予約)
本イベントの詳細・申込はこちらから → https://ineiraisan01.peatix.com/
【作る -ワークショップ】
各¥3,000(税込) *漆を使用するため中学生以上からお願いします。
①「組み合わせアクセサリー」
漆塗りのパーツを組み合わせてピアス・イヤリングを作ります。
・日 時:ギャラリー期間中常時 所要時間30分程度
・ご予約:不要
②「マーブリング飾り留め具」
木製のブローチ・ネクタイピンのどちらかを選んでいただき、色漆でマーブル模様を付けます。完成品はお持ち帰りいただけます。
・日 時:2月9日(土)15:30‐17:30
・定 員:6名(要予約)
・ご予約:カフェスロー 042-401-8505
詳細:http://event.cafeslow.com/?eid=1081200
③「お箸に箔押し」
摺漆を施した木製のお箸に純金・純銀箔を貼り付けます。完成品は1週間後に郵送いたします。
・日 時:2月10日(日)13:00‐15:00
・定 員:6名(要予約)
・ご予約:カフェスロー 042-401-8505
詳細:http://event.cafeslow.com/?eid=1081201
☆本漆を使用するため体質によってかぶれる可能性があります。手袋などは用意しますが、ご了承の上ご予約ください。②③に参加される方はエプロンの持参をおススメします。
【会場・各種ご予約はこちら】
cafe Slow(カフェスロー)
〒185-0022 東京都国分寺市東元町2-20-10
国分寺駅南口から徒歩5分
TEL: 042-401-8505
Mail: cafeslow@h4.dion.ne.jp
Instagram: https://www.instagram.com/cafeslow_9/
※ 本イベントの詳細はこちらのfacebookイベントページもご覧ください。
https://www.facebook.com/events/322806731670433/
※ 本イベントは「国分寺うるし部」の企画協力のもと開催しています。
【1/1-14】浅草madeiさんでの「めぐるでいただく新春お雑煮メニュー」が今年も登場です!
投稿日:2018年12月28日(金) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
元旦から2週間、今年もやります!3年目となりました、浅草madeiさんでの「めぐる」でいただく新春の楽しみ。
江戸風、京風、会津こづゆの3種類のお雑煮メニューや甘味を日替わりでお楽しみいただけます。向かいの待乳山聖天さん(縁結びのご利益があり、初詣も人気です)にお参りがてら、本当に美味しいmadeiさんのごはんと漆器の優しい口当りをこの機会に是非どうぞ!
店内では「めぐる」全種類も展示いたします。
\\お正月特別メニュー!//
【1月1日(火)〜1月14日(月祝)まで】 ※1/4と1/8は休み
今年で3回目となりました!浅草のごはんカフェ「madei(までい)」と会津漆器「めぐる」がコラボして、お雑煮メニューや、あんみつなどの甘味を提供いたします。
「めぐる」は色艶の良さはもちろん、手触り口当たりがとても気持ちの良い漆器です。今年も、“うつわに触れる幸せ”を存分に感じられるお正月メニューをご用意しました。心地よさをこの機会に是非お試しください。
madeiの雑煮で新年のスタートを。ご来店お待ちしております!
※お雑煮は日替わり3種類を以下の日程でお出しします。
[江戸風雑煮]
鶏肉と昆布でとった出汁のおすまし
焼いた角餅に大根、金時人参、里芋、小松菜などをそえて
[京風雑煮]
西京味噌仕立て
焼いた丸餅にすり身、大根、金時人参、里芋などをそえて
[会津こづゆ風雑煮]
帆立貝柱と干し椎茸などでとった出汁のおすまし
焼いた角餅に焼麩、凍み豆腐、キクラゲ、お野菜などをそえて
・・・
1月1日 江戸風
1月2日 京風
1月3日 会津こづゆ
1月4日 お休み
1月5日 会津こづゆ
1月6日 京風
1月7日 江戸風
1月8日 お休み
・・・
【店情報】ごはん×カフェ madei(までい)
「までい」とは、“手間ひまかけて・ていねいに”という意味の福島県の方言です。管理栄養士の店主が、季節の食材を活かした定食ややさしい甘味、こだわりのお茶などをご用意しています。
住所:東京都台東区浅草7-3-2 テイトビル聖天1階
電話:03-6802-4590
営業時間:8:00~18:00
ホームページ:https://www.madeigohan.com/
【器情報】会津漆器「めぐる」
漆器本来の心地よい肌触りや口当たり、そして抱き上げたくなる優しいかたちを追求した三つ組の器です。飯椀・汁椀・菜盛り椀が入れ子で綺麗に重なります。暗闇の中で対等な対話の場を作るエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボレーションし、触覚に優れた全盲の女性たちの“特別な感性”をデザインに取り入れました。人生に寄り添い、共に育っていく器です。
公式サイト:http://meguru-urushi.com/
【10/28-11/4】福岡・博多の茅乃舎さんで「めぐる」漆器展&イベントを開催します
投稿日:2018年10月9日(火) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
出汁や明太子で有名な「茅乃舎(かやのや)」さんで、「めぐる」を中心とした会津漆器の展示販売会を開催します。
10月28日(日)~11月4日(日)の1週間、茅乃舎さん本社のお膝元、福岡・博多リバレイン店内『茅乃舎の台所』での開催です。
「めぐる」を中心に、会津のとっておきの器が並びます。会期中には食と器のイベントも開催しますので、お近くの方は、是非足をお運びください。
第七回「料理とうつわ」展 会津の森からおくりもの。
—漆器ブランド「めぐる」を中心に—
暮らしの中にあるちいさな発見や偶然の出会いが、何気ない日々の食卓や料理に心弾む楽しさをもたらしてくれます。
この秋、『茅乃舎の台所』では、福島県会津地方の漆器をご紹介します。会津は漆の産地として長い歴史を持ち、全国有数の漆器産地として日本の文化を守り続けてきました。そこで生まれた漆器ブランド「めぐる」は、伝統を大切に、暮らしに寄り添った美しい形や色が魅力です。
「めぐる」を中心とした漆器の世界を、ぜひお楽しみください。
※今回展示する器はすべて販売いたします。(「めぐる」の器は予約受注となります。)
会場:茅乃舎 博多リバレイン店内『茅乃舎の台所』
会期:2018年10月28日(日)~11月4日(日)
10月28日夕方、貝沼氏在場予定。
※27日は貝沼氏によるオープニングトークイベント、28日は15:30からオープン
展示会の詳細は下記サイトをご覧ください。
http://www.kayanoya.com/news/20180918/
イベント「うるし生活、はじめましょう。」はこちら。
http://www.kayanoya.com/news/20180927-2/
茅乃舎・尾崎料理長による「めぐる」を使った料理教室も開催されます。
http://www.kayanoya.com/news/20180920/
茅乃舎さんの季刊誌「てまひま」に掲載された「めぐる」の記事はこちら。
http://www.kayanoya.com/column/dish/201809/
【10/1まで】北九州市小倉の井筒屋での催事に「めぐる」が出品されます
投稿日:2018年9月26日(水) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
北九州市小倉にある百貨店「井筒屋」にて、10/1までの6日間、下記の催事に「めぐる」も出品されます。基本的に予約受注となりますが、一部現品販売もございますので、お近くの方がいらっしゃいましたら、この機会にお立ち寄りいただければ幸いです。
【井筒屋バイヤーおすすめのベストセレクション iplus Vol.7】
2018年9月26日(水)~10月1日(月)
■小倉店本館8階 催場
住所:北九州市小倉北区船場町1-1
電話:093-522-3111
■営業時間:10:00 – 19:00
※金曜日・土曜日は20:00まで営業
※最終日は午後5時閉場
詳細:http://www.izutsuya.co.jp/storelist/kokura/archives/51587433.html
【10/15まで】渋谷ヒカリエd47 MUSEUMにて「めぐる」スペシャルバージョンを展示中です
投稿日:2018年9月1日(土) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
現在、「めぐる」のスペシャルバージョンが、渋谷ヒカリエ8F「d47 MUSEUM」で開催中の「47あつらえ展 〜47都道府県のセミオーダーマーケット〜」に出展中です。特別にこの期間だけ予約受注を承っておりますので、是非、この機会に足をお運びください!
今回の企画展は「セミオーダー」がテーマ。「めぐる」も通常ラインナップに加えて、「日月」のスペシャルバージョンがお目見えです。それぞれに作り手の個性と特別な技法が詰まった器たち。店頭で実際に手に取っていただきながらご予約注文が可能です。
「溜塗り」
あつらえた方:塗師・原田麻衣さん
時間が経つと漆が透けてくる溜(ため)塗り。大椀に描かれたスイカヅラの絵柄が浮き出る、育てる楽しみのある器。
「朱磨き<立葵>」
あつらえた方:蒔絵師・菊地遥香さん
会津ならではの伝統的な蒔絵技法「朱磨き」は漆で絵を描いたところに朱の粉を撒き、磨いて仕上げます。会津の花、タチアオイを描きました。
「白漆刷毛目塗り」
あつらえた方:塗師・青柳彩子さん
会津の昔のお椀を現代アレンジ、白漆で筋目を出しました。感触の面白さも味わってください。
「四分一塗り」
あつらえた方:塗師・冨樫孝男さん
四分一(しぶいち)塗りは、錫粉と炭粉を漆で撒いた珍しい技法です。鉄のようにも見える不思議な漆器です。
「漆絵<四季草花>」
あつらえた方:蒔絵師・山内泰次さん
金地・銀地の中に、四季の草花が漆絵で描かれた特別な器。季節がめぐる長い時間と共に、人生に寄り添う器になるようにと祈りを込めました。
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【47あつらえ展 〜47都道府県のセミオーダーマーケット〜】
会期:2018年8月16日(木) – 2018年10月15日(月)
時間:11:00〜20:00(最終入館19:30)
場所:d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
料金:入場無料
申込:不要 ※ 9/12、13のみ休館
主催:D&DEPARTMENT PROJECT
協力:ててて協働組合
詳細:http://www.hikarie8.com/d47museum/2018/08/47-47.shtml
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《持ち主の見えるものづくり》
d47 MUSEUMでは2012年の開館以来、「旅」「クラフト作家」「これからの暮らしかた」「修理と手入れ」など、様々なテーマで47都道府県の個性を紹介してきました。第22回目となる今回は「あつらえ」をテーマに開催します。
大量消費・大量生産の時代が終わり、クラフトフェアやファクトリーツアーなど、生産者と対話できる機会が増えるなか、価格や機能を基準にした買い物だけではなく、ものが持つ背景への関心が高まり、さらに「自分らしいもの」「待ってでも手に入れたいもの」「長く使い続けたいもの」を求める動きが生まれています。また、ものを持たない若い世代も増えるなか、量り売りなどの「必要な分だけ買う」という仕組みも共感を呼んでいます。このように、自分のために、必要なだけ、適切な時間をかけてつくられる”持ち主の見えるものづくり”を買うことが、生産者との繋がりや、資源・環境への配慮を持った「あつらえ」であると考え、企画しました。
また今回の「あつらえ」はフルオーダーよりも気軽に自分らしさを取り入れられるよう、ハンカチの名入れから、器のかたちや箸のサイズを自分にあわせて選べたり、名刺入れやカットソーの色の組み合わせが選べるなどのセミオーダーを選出し、ご紹介します。
コンビニエンスストアやウェブショップのスピードとは真逆の、穏やかで人の気配を感じる、自分らしいもの選びの基準を見直す機会になればと思います。
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《出展者一覧》
青森:シカケ /岩手:及源鋳造 /宮城:気仙沼ニッティング/秋田:casane・tsumugu /山形:米沢緞通・滝沢工房 /福島:めぐる /茨城:奥順 /群馬:吉田だるま店 /埼玉:田中帽子店 /神奈川:Marca /新潟:G.F.G.S. /富山:MATUREWARE by FUTAGAMI /石川:わじま手ばしや 小山箸店 /福井:ろくろ舎 /山梨:TENJIN-factory /岐阜:woodpecker /静岡:挽物所 639 /三重:ヤシマ真珠 /滋賀:清原織物 /京都:tobira /兵庫:NAKATA HANGER /奈良:エーヨン /和歌山:STUDIO Khii /島根:YUTTE /愛媛:IKEUCHI ORGANIC /佐賀:源右衛門窯 /鹿児島:RHYTHMOS
※9月17日より後期出展者が加わります。
漆器「めぐる」公式サイト:http://meguru-urushi.com/
【8/31】山の民『奥会津の木地師』上映会+うるしトーク を開催します @国分寺カフェスロー
投稿日:2018年8月10日(金) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
木の国、日本のことを深く知ろう。
森の恵みと共生していた、かつての日本人。その知恵と技の伝承によって作られてきたのが「漆器」です。特にその土台になる「木地づくり」には、山の民である日本人の生業が生々しく写し出されています。
このイベントは、古くから木と漆の文化が息づいてきた会津を題材に、その過去と現在を繋ぎながら、これからの時代に大切なことを学ぶ時間です。
◯ 映像作品『奥会津の木地師』上映
みちのくの山間部にある奥会津地方は豊かな森林資源に恵まれ、古くから木地師(きじし)たちが活躍してきました。昭和初期まで、木地師たちは一族で移動性の暮らしを営み、山から山へ移動しながら、その場所その場所で「木地屋敷」を建て、椀などの木地物を作ってきたジプシーでした。その様子を追ったドキュメンタリー映像が民族文化映像研究所作成の『奥会津の木地師』です。
◯ うるしトーク
上映後は、漆器『めぐる』で味わう一汁一菜ごはんを楽しみながらのミニ講座やみんなで感想を語り合い、学びを深める時間を持ちます。日本人である自分と漆の器という存在がリンクしていく、そんな時間になればと思います。講師:漆とロック 貝沼 航
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【山の民「奥会津の木地師」上映会+うるしトーク】
◇日付:2018年8月31日(金)18:30受付開始 19:00開始 21:00終了
◇会場:国分寺カフェスロー(東京都国分寺市東元町2-20-10)
◇参加費:3,000円(漆器「めぐる」を使った一汁一菜料理付き)
※中学生以下:1,000円(漆器「めぐる」を使った一汁一菜料理付き)です。
◇カフェ店内への飲み物や食べ物の持ち込みはご遠慮くださいますようお願いいたします。
◇お申込み方法:下記フォームからお申込みください。
https://goo.gl/forms/oYg5ofF1Rd4Y4d3j2
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◎もっと詳しい情報は、下記のFacebookイベントページからご覧ください。
https://www.facebook.com/events/247979145927258/
◎漆器『めぐる』について
“特別な感性”から生まれた漆器『めぐる』は、人生に寄り添い、共に育っていく器です。真っ暗闇のソーシャル・エンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と会津漆器の職人たちがコラボレーションし、漆器本来の心地よい肌触りや口当たり、そして抱き上げたくなる優しいかたちを追求しました。
http://meguru-urushi.com/
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案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)
1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。