『めぐる』がグッドデザイン賞2015を受賞しました

投稿日:2015年9月29日(火) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース

この度、『めぐる』が、2015年度グッドデザイン賞に選定されました!
目を使わない方たちの特別な感性から生まれた、人生に寄り添う器『めぐる』。
その開発手法と商品に込めた仕組みを評価いただき、関係者一同嬉しい気持ちでいっぱいです。

めぐるグッドデザイン賞2015

今回の受賞にあたっての審査委員の方々の評価コメントと推薦コメントを下記にご紹介します。

<審査委員コメント>
400年の伝統を持つ会津漆器の新しい試みである。
漆独特の人肌のような滑らかさに注目し、触り心地を起点とした開発手法は特筆に価する。
視覚障害者と職人が協業し、触覚で形をさぐるアプローチに、つい視覚優位で進めている日常のデザイン手法の再考を迫られる。
椀の水平の角を基準に使い、手や体の角度を制御しているという指摘は、誰もが意識せず行っている体の動きであるが故に、目から鱗が落ちる思いであった。

<審査員推薦コメント>
触りを楽しむための形状と、手にとってしっかり水平に保てる形状を見出し、自信を持って職人としての技術をふるった製品。お客様に漆を知ってもらい、塗り直しをしながら末長く使ってもらうための取り組みを並行させている。
現代漆器の制作手段としては考えうる最も誠実な方法ではないかと思う。
アイデア先行の手法や仕組みの提案ではなく、上質な製品を生み出し、持続させるため着実な努力として取り組まれており推薦に価すると考える。

こちらの受賞サイトも是非ご覧ください。
http://www.g-mark.org/award/describe/42200

案内人について

めぐる/テマヒマうつわ旅
貝沼 航(Wataru Kainuma)

1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2005年、伝統工芸の作り手を応援する会社「明天」を設立。2013年から「テマヒマうつわ旅」をスタート。2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。
「地球のリズムで暮らすうつわ、漆器」の豊かな世界を広めるべく活動中。作り手と使い手を繋ぎながら、大量消費社会を脱却するための「次世代の回答」づくりを目指す。

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