『めぐる』ロゴマークに込めた意味をご紹介します

投稿日:2016年1月2日(土) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース

新年あけましておめでとうございます。

お正月は伝統文化に触れる機会も多く「あ〜、やっぱり日本っていいな〜」と実感する時期ですね。

このお正月はまさに日本晴れというような陽気が続き、初日の出も綺麗に見えたところが多かったのではないでしょうか?

そんな新年1回目の投稿は、ご質問をいただくことも多い「めぐる」のロゴマークに込められた意味をご紹介したいと思います。

めぐるロゴ

今ほど、初日の出のこと話題に出しましたが、このデザインの意味には実は「お日様」が隠されているんです。

長方形の上下が湾曲しているかたちは、それぞれ、水平線に太陽が沈むライン(上部)、水平線から太陽が昇るライン(下部)を表しています。

命の終わりとはじまりの循環。このロゴマークは、次世代に暮らしとものづくりが引き継がれる「めぐる」の意味そのものなのです。

お日様が昇り沈んでゆく様、
作る人とつかう人、
“めぐる”のロゴは
そのゆっくりの関係の様を
強く支えています。

この美しく印象的なロゴマークのデザインは、「めぐる」のクリエイティブ・ディレクターである有限会社ペーパーバックの則武 弥(のりたけ わたる)さんの手によるものです。

このロゴは、めぐるのお椀の裏印にも押されていますので、うつわを手に取った際には、是非そちらもご覧くださいね。

■「めぐる」ご購入サイト:https://meguru.stores.jp

案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)

1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。

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