【6/11まで】渋谷ヒカリエ8Fにてめぐる全ラインナップを展示中です(D&DEPARTMENT企画展)
投稿日:2018年4月10日(火) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
渋谷ヒカリエの8階、D&DEPARTMENTで開催中の「47 REPAIR & CARE −47都道府県の修理と手入れ展−」に「めぐる」もお声がけいただき、現在、展示と販売をしています。
メイン会場のd47 MUSEUMでは「めぐる」のお直し品の展示。落として割れてしまった「めぐる」の器を漆で継いでお直し(金継ぎ)した3種類の器をご覧いただけます。
このお直しされた「めぐる」は、神戸のごはんカフェ「しあわせごはん」さんで実際に使用されているものをお借りして展示しています。繕いをした器があることで、お客さんにも漆器のことをお話する機会となり、会話が広がっているそうです。
ショップコーナーでは「めぐる」の全ラインナップの展示と受注を行っています。基本的に予約販売となっておりますが、水平・大椀(赤/黒)と日月・花塗り・中椀(赤/黒)は現品販売もしています。
6/11(月)までと2ヶ月近くの会期となっていますので、是非この機会に足をお運びいただければ幸いです。
以下は、主催者のD&DEPARTMENTさんからのメッセージですが、とても素敵な内容なので是非ご覧ください。
「使い続けられる安心感を」
“d47 MUSEUMでは2012年の開館以来、「旅」「グッドデザイン賞」「クラフト作家」「子どもの道具」など、様々なテーマで47都道府県の個性を紹介してきました。第21回目となる今回は「修理と手入れ」をテーマに開催します。
私たちD&DEPARTMENTは、暮らしのなかで長く愛され、時が証明した本物の正しいデザインを「ロングライフデザイン」と呼び、紹介・販売してきました。形状や意匠だけでなく、つくられ方、売られ方と共に、修理やお手入れ方法なども含めた、ものを取り巻く環境が揃うことで、長くつくられ、使われ続ける「ロングライフデザイン」が生まれると考えています。また、大量生産・大量消費の時代も終わり、ものを買わない、持たない若い世代も増える今、修理や手入れをすることで長く使い続けられるという安心感が、ものを選ぶ際の大切な基準として、これから改めて重要視されると考え、本展を企画しました。
例えば、塗師(ぬし)が行う割れた陶磁器を漆で直す「漆継ぎ」や、その土地ならではの素材を原料にする「染め直し」の受付。また、木工職人によるまな板の「削り直し」や、老舗石鹸メーカーの開発した「シミ取りキット」の販売など、各地の資源、技術、風土と関わりを持ち、私たちの暮らしに関わる修理方法やお手入れの道具を紹介します。
この展覧会を通して、つくる、売る、使うというそれぞれの立場から、修理や手入れをしながら長く使うことについて、改めて考える機会になればと思います。”
47 REPAIR & CARE −47都道府県の修理と手入れ展−
2018年4月5日(木)〜6月11日(月) 入場無料
会場:d47 MUSEUM
時間:11:00〜20:00(入館は19:30まで)
主催:D&DEPARTMENT PROJECT
お問い合わせ:03-6427-2301
詳細:http://www.d-department.com/jp/47-repair-care
※ なお、下記の日程で代表貝沼も会場に居ります。販売コーナーでめぐるの特徴や企画制作の裏話、お取り扱い方法などを直接お話ししていますので、お近くを通る際には、是非遊びにいらしていただけたら幸いです。
5/3(木)11:00-18:00
5/4(金)11:00-18:00
5/5(土)11:00-16:00
5/6(日)11:00-18:00
「あつたやさんの晩餐会〜めぐる漆器にのせて〜」を開催しました
投稿日:2018年3月27日(火) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
先日、西日暮里で開催された「あつたやさんの晩餐会〜めぐる漆器にのせて〜」と題されたイベント。
1週間経っても、素敵な余韻が残っています。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
岡山の猟師・熱田さんによる鹿や猪などのジビエ、丁寧に育てられた農家さん直送の野菜たち。それを包む「めぐる」の器たち。森本桃世さんとCayocoさん、お二人の料理人による料理は、素材の力と自然への慈しみに溢れていました。
参加者のお一人から寄せていただいた感想もとっても嬉しい内容でしたので、シェアさせていただきます。当日の写真と共に見てみてくださいね。
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〜五感で味わう〜
「あつたやさんの晩餐会」に参加した。
晩餐会だけど、テーマは「五感で味わう」ということでまずはお料理が盛り付けられる「めぐる」さんの会津漆器のお話から。漆器のできる工程をひとつひとつ触って感じる。木を削りだしてから漆器ができるまでには一年かかる。削る、塗る、磨くを何度も何度も繰り返すことで頬ずりしたくなるほど美しい漆器になっていく。
「人間の都合だけで作らず、自然の営みにまかせる」という。漆がとれるように成長するまで15年かかる。それはちょうど漆器の塗り直しの時期に相当する。また、この漆器は三世代持つそうだが、漆器を作るための木が育つにも100年かかる。
「漆器を使うサイクルと、自然のサイクルが一致している。だから無理がない。」という言葉に感動した。
そしてももちゃんとcayocoさんの作るお料理が、ひと口ごとに驚きと感動に満ち溢れていて、イノシシもシカもお野菜も、どれも素材の良さを生かしつつも遊びゴコロが散りばめられていて、他の参加者も素敵な方ばかりで、多幸感に包まれて帰りました。
ああおいしかった〜本当にごちそうさまでした。
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3月は自然を感じるランチを「めぐる」でお楽しみください
投稿日:2018年3月9日(金) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
東京の下町・谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアの銭湯前にあるカフェ&ギャラリー「フロマエプラス」。複数のメンバーがシェアしながら、曜日や時間によって違うお店として運営するシェアカフェです。銭湯がかつて社交場だったように、そこに集う人々がつながりあう、そして巡っていく、そんな場所です。
4/1までの週末、こんな素敵な場所で会津漆器「めぐる」の器でのランチを楽しんでいただくことができます。毎週金・土曜日は、食卓料理家・森本桃世さんによる発酵やジビエをテーマにした「Sando食堂」。毎週日曜日は、料理家・セラピストcayocoさんによる風土を大切にした旅のごはん「food letters」です。
あたたかい日差しとやわらかな風に春の訪れを感じる今日この頃。外におでかけしながら、体にも心にも優しいごはんを楽しんでみてください。会期中、ギャラリースペースにて「めぐる」の器の展示もしています。
【フロマエ+ カフェ&ギャラリー】
https://furomaeplus.jimdo.com/
住所:東京都荒川区西日暮里4-21-7コート池上1階
Tel:03-5834-7126
E-mail:furomaeplus@gmail.com
<営業日時>
※ 営業時間は、全日程、AM11:30~15:30のランチ営業となります。
3/10(土)Sando食堂
3/11(日)food letters
*
3/16(金)Sando食堂
3/17(土)Sando食堂
3/18(日)food letters
*
3/23(金)Sando食堂
3/24(土)Sando食堂
3/25(日)はお休みです
*
3/30(金)Sando食堂
3/31(土)Sando食堂
4/1(日)food letters
◎ 特別イベント開催 ◎ 3月21日(水・祝)18:00〜21:00
【あつたやさんの晩餐会~めぐる漆器にのせて~】
「food letters」cayoco と「sando食堂」森本桃世による一夜限りの晩餐会。岡山県美作で罠猟師をしている、あつたやさんの猪と鹿をふんだんに使ったフルコースをご用意します。食材だけではなく、お料理をのせる器は会津漆器「めぐる」の器を使います。こちらも是非ご参加ください。
イベント詳細:https://www.facebook.com/events/147491942604288/
会津漆器「めぐる」
漆器本来の心地よい肌触りや口当たり、そして抱き上げたくなる優しいかたちを追求した三つ組の器です。飯椀・汁椀・菜盛り椀が入れ子で綺麗に重なります。暗闇の中で対等な対話の場を作るエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボレーションし、触覚に優れた全盲の女性たちの“特別な感性”をデザインに取り入れました。人生に寄り添い、共に育っていく器です。

漆器を五感で味わうイベントを開催しました
投稿日:2018年2月11日(日) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
1月の終わり、浅草のごはんカフェmadeiさんと一緒に開催した漆器のワークショップイベントは、とても楽しい時間となりました。
テーマの通り「五感」を存分に使い、とってもあたたかな雰囲気に包まれた当日の様子を、文章と写真で少しでも感じていただけたら幸いです。
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漆器に口づけ 体感ワークショップ
「ふれる、あじわう、あらう、しまう」
日時:2018年1月28日(日)17:30-20:00
場所:ごはん×カフェ madei
開場からスタートまでの時間は、ウェルカムドリンクタイム。特性の「チャイ」を、参加者同士で注ぎ合っていただきました。寒空の中を集まった皆さんが、あたたかい飲み物と共に打ち解け合って、自然と会話の輪が広がる様子が印象的でした。
そうこうしているうちにワークショップのスタートです。まずは【知る】。「うるし入門」のお話からスタート。自然のめぐみから生まれる漆器の素材のヒミツなどをご紹介しました。
続いては【ふれる】。お店の中を真っ暗にして、漆器ができるまでの行程見本を触っていただきました。敢えて視覚を閉ざすことで、その他の感覚を研ぎすませます。皆さんからは思わず歓声があがりました。
いよいよ【あじわう】。ここでも少し趣向をこらし、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」の一節をご紹介しながら、漆の実から作られる「和ろうそくの光」の中でのお食事を楽しんでいただきました。今回は大椀に「鰊蕎麦」、中椀に「ふろふき大根」、小椀には箸休めの「林檎きんとん」というメニューでした。
お食事が終わったら【あらう】。漆器を使いたいなと思った時に一番心配になるのが「洗い方」ではないでしょうか?でも、実は漆器の洗い方はとっても簡単。手洗いでもスルッと汚れがとれて、拭き上げの感触も気持ちいいもの。なめらかな質感にいつまでも触れていたくなります。そんな魅力を実感していただきました。
最後は【しまう】。洗い終わった「めぐる」は三つ組で重ねて並べます。漆器はしまい込むよりも使ってあげることが何より。漆器は使えば使うほど艶が出て、より美しくなりますし、適度に水分が与えられて、割れなどを防ぐことができます。
片付けが終わったら、デザートタイム。madei名物「はちみつ大根アイス」を「めぐる」の小椀で。今回は全てが漆づくし。岩手県・浄法寺産の「うるしはちみつ」をかけていただきます。普通のはちみつとは違ったフルーティーな味わいです。
最後に参加者お一人ずつから感想をいただきましたが、皆さんそれぞれが「漆の器」と“出会い直して”いただいたようで、とっても嬉しかったです。
高価で扱いが難しいイメージがある漆器ですが、実際には軽くて持ちやすく、洗うのも簡単、口当たりや触り心地も良い器です。料理の味も引き立て、使うほどに美しさを増す漆器、是非普段使いで育てていただける方が増えていきますように。
このような機会を作ってくださったmadeiさん、ありがとうございました!(普段のごはんもとっても美味しいので、是非皆さん足を運んでみてくださいね!^^)
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めぐるでは、今後もこのようなイベントを開催していきたいと思いますので、今回タイミングを逃してしまった方も次回以降、是非参加してみてくださいね!
そして、このようなイベントを一緒に開催してみたいという方がいらっしゃったら、めぐるを持って全国どこでも駆け付けますので、是非お気軽にご相談ください!^^
2月は「めぐる」での展示会出展が目白押しです
投稿日:2018年1月30日(火) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
1月いっぱい開催した「ごはんカフェmadei」さんとの特別コラボメニューも明日で最終日となります。期間中、本当に沢山の皆さまに楽しんでいただきありがとうございました。
さて、2月は「めぐる」の展示会出展が目白押しです。
1/31-2/3:インターナショナルギフトショー@東京ビックサイト(ブースNo.東3-S24)
http://www.giftshow.co.jp/tigs/85tigs/
2/7-9:ててて見本市@青山スパイラルホール
http://tetete.jp/mihonichi
2/21-23:rooms EXPERIENCE 36@五反田TOC
https://www.roomsroom.com/
今回、「めぐる」のスペシャル・バージョンも初お披露目で展示します!
作り手・伝え手・使い手の皆さま、会場で見かけていただいたら是非「めぐる」ブースにお立ち寄りください!
元旦から「漆器に口づけ -めぐるで楽しむ迎春ごはん」を開催します(1ヶ月)
投稿日:2017年12月22日(金) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
2018年も、浅草のごはんカフェ「madei」と会津漆器「めぐる」がコラボレーションして、1月だけの特別メニューをご提供します。
今年のテーマは、“漆器に口づけ”。
あたたかい汁物が入ったお椀を手に包み、器に唇を当てて、香りも楽しみながらいただく所作は、日本ならでは。特に、本格的に寒くなってくるこれからの時期は、ほっとするような漆器の温もりが一層心に沁みる季節ですよね。
今回の企画では、そんな“うつわに触れる幸せ”を存分に感じられるお正月メニューをご用意しました。江戸風(おすまし仕立て)、京風(白味噌仕立て)、会津風(こづゆ仕立て)の3種類の雑煮膳が、日替わりで登場するのに加え、お正月らしい甘味メニューも登場します。
もちろん器は、極上の持ち心地や口当たりを追求して作られた漆器「めぐる」をお使いいただきます。
さらに、1/28(日)には、“触れて感じる漆器の魅力”を更に掘り下げる体感型イベントも開催します。普段難しいと思っていた漆器の魅力や扱い方も身につくワークショップです。
是非、日本らしい新春を五感で感じにいらっしゃってください。
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● madei ×めぐる1月限定メニュー
日程:2018年1月1日(月)〜31日(水)
時間:1/1〜1/3【8:00〜16:00】
以降【8:00〜18:00】 ※1/4,9,15,16,22,29は定休日
場所:ごはん×カフェ madei
定食メニュー
◎madeiのお雑煮膳2018
※大椀にお雑煮、中椀に大根の煮物(鰤大根など)、小椀にきんとんが入ります。さらに「大根の炊き込みごはん」と箸休めが付きます。
※madeiのお雑煮は江戸風(おすまし仕立て)、京風(白味噌仕立て)、会津風(こづゆ仕立て)の3種類が日替わりで登場します。
※その他定食メニューなどもございます。
甘味メニュー
◎餅入りぜんざい 他
※あんみつなどmadeiの定番甘味を「めぐる」でご用意します。
※岩手県浄法寺から届いた「うるしの花のはちみつ」を使ったスイーツメニューも登場します。
各テーブルに置いてある、今回のイベントのために作った「うるし小咄冊子」も眺めながらお楽しみください。
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● 漆器に口づけ体感ワークショップ
「ふれる、あじわう、あらう 、しまう」
日時:2018年1月28日(日) 17:30〜20:00
会場:ごはん×カフェ madei
定員:15名(先着順)
料金:3,000円(ごはん・甘味・お茶、漆入門冊子付き)
<内容>
・うるしのロウソクの明かりの中で触れて感じる漆器のこと
・会津蕎麦や大根を使った特別メニュー
・最後は漆器をみんなで洗って仕舞うところまで
・漆器で飲むと感動、ヒミツの飲み物もお楽しみに
<お申し込み>
「までい」店頭 または
mail:madei_gohan●icloud.com(←●を@に変更)
TEL :03-6802-4590
締切:1月21日(日)17:00
※アレルギー等がある場合はお知らせください。
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【店情報】ごはん×カフェ madei(までい)
「までい」とは、“手間ひまかけて・ていねいに”という意味の福島県の方言です。管理栄養士の店主が、季節の食材を活かした定食ややさしい甘味、こだわりのお茶などをご用意しています。
住所:東京都台東区浅草7-3-2 テイトビル聖天1階
電話:03-6802-4590
Facebookページ:https://www.facebook.com/cafe.madei/
営業時間:8:00~18:00
定休日:月曜、第1・3火曜(月曜祝日の場合は営業、翌火曜休み)
【器情報】会津漆器「めぐる」
漆器本来の心地よい肌触りや口当たり、そして抱き上げたくなる優しいかたちを追求した三つ組の器です。飯椀・汁椀・菜盛り椀が入れ子で綺麗に重なります。暗闇の中で対等な対話の場を作るエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボレーションし、触覚に優れた全盲の女性たちの“特別な感性”をデザインに取り入れました。人生に寄り添い、共に育っていく器です。
http://meguru-urushi.com/
年末、神保町の三省堂書店で「めぐる」の展示&受注会を開催します!
投稿日:2017年12月14日(木) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
12月26日(火)〜31日(日)の6日間、東京・神保町の三省堂書店「いちのいち」にて「めぐる」の展示&受注会を開催します。
「めぐる」が気になっていたけど、やっぱり実物を見てみたいとお考えだった皆さま、直接、手に取っていただけるチャンスです!全日程、代表・貝沼がお店に立って皆さまをお迎えしております。工程見本などもお持ちして、めぐるの詳しい製法や特徴も直接お話をさせていただきます。
さらに!会津の塗師・冨樫孝男さんや吉田徹さん、浄法寺の漆掻き職人・鈴木健司さんなど、めぐるの作り手たちの選りすぐりの器も販売いたします。お正月に向けて、お気に入りの漆椀を見つけてみませんか?
なお、「めぐる」は在庫がある一部の商品は現場で購入が可能ですが、基本的には予約受付となり、お届けまでは数ヶ月〜半年ほどかかりますので予めご了承ください。
連日20時まで(大晦日まで18時まで)開催しています。年末、冬休みに入るタイミングでの開催ですので、是非お立ち寄りください!
<開催Info.>
三省堂書店「いちのいち・オクリモノマーケット」
会場:三省堂書店・神保町店1F(千代田区神田神保町1-1)
日程:2017年12月26日(火)〜31日(日)
時間:10:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
詳細:https://ichinoichi.books-sanseido.jp/
「私の器を育む 〜いのちを感じる食のワークショップ〜」開催のお知らせ
投稿日:2017年11月3日(金) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
禅の僧侶が修行で用いる器「応量器(おうりょうき)」をイメージした会津漆器『めぐる』を使用し、いのちを生かし私という器を育てるワークショップです。
初冬、丹那盆地にある静かなお寺をお借りして、私を感じ、私を育む時間をご一緒しませんか?
講師/ファシリテーターは、「めぐる」のプロデューサーでありダイアログ・イン・ザ・ダーク代表理事、バースセラピストの志村季世恵です。
第一部は、志村季世恵による導入ワークショップ。長光寺住職・柿沼忍昭様からの座禅の体験もしていただきます。
第二部は、食の時間。自分や他者の命を生かす「精進料理ワークショップ」です。五感を使い、子どもも大人も対等に対話をし、相手のいのちが輝くような食べ物を作り、「めぐる」の器でいただきます。
このイベントは、禅寺という環境の中に息づく文化に触れ、バースセラピストから世代を受け継ぐものがたりを聞き、自ら誰かのためにいのちを育みつなぐ料理をつくります。そしてそのコンセプトに最も適した器で食する気持ちよさと美しさを体感します。
【日時】 2017年12月2日(土) 10:00〜14:00
【場所】 長光寺 静岡県田方郡函南町畑88 –1
【定員】 25名 ※先着順となりますのでお早目にお申し込みください。
【会費】 おとな(中1〜成人)5,000円、こども(小1〜小6)2,500円、幼児無料 ※材料費込み
<交通のご案内>
会場となる「長光寺」までは、熱海駅よりタクシーでお越しください。約20分の距離です。
http://www.chokoji.jp/access/
<志村季世恵プロフィール>
バースセラピスト/ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表/「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」理事
心にトラブルを抱える方のカウンセリング。また末期がんを患う方へのターミナルケアは独自の手法を以て家族や本人と関わり、その方法は多くの医療者から注目を浴びている。人は臨終を迎えるその日までいのちを活かすことができ、誰かのいのちを守ることもできることを伝えている。1999年からはダイアログ・イン・ザ・ダークの理事となり活動を通し、多様性への理解と現代社会に対話の必要性を伝えている。
主な著書:『さよならの先』(講談社文庫)、『いのちのバトン』(講談社文庫)、『大人のための幸せレッスン』(集英社新書)『マママインド』(岩崎書店)共著『親が育てられるとき』(岩波書店)内田也哉子『まっくらな中での対話』茂木健一郎(講談社文庫)
<主催>
漆とロック株式会社、ダイアログ・イン・ザ・ダーク
<お申し込み・お問い合わせ>
お申し込みは、下記のフォームにご記入の上、メールにてお送りください。(FBイベントの参加ボタンだけでは申し込みになりませんのでご注意ください。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
メール件名「12/2イベント申し込み」
・お名前:
・ご住所:
・メールアドレス:
・携帯電話番号:
・参加動機・連絡事項:
※お料理のワークショップを行いますので、アレルギーのある食材等がある場合には事前にお伝えください。
※ご参加者全員分の情報をご記入ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申込先 漆とロック株式会社(担当:貝沼)
E-mail:wakk(アットマーク)urushirocks.com
TEL:0242-85-6803
皆さまのご参加を心からお待ちしています。
このイベントページの写真は会津のウルシの新芽です。巡りゆくいのちの尊さを実感し、自分の中の新たな芽生えの時間となりますように。
日月・花塗りにも<黒>が誕生しました!
投稿日:2017年10月27日(金) カテゴリ:漆器「めぐる」ニュース
飯椀・汁椀・菜盛り椀がきれいに重なる三つ組の漆器「めぐる」。先月の拭き漆の黒に引き続き、この度「日月・花塗り」にも<黒>が新たな仲間に加わりました。
実はこの器、料理家・フードデザイナーの蓮池陽子さんからの特別オーダーがきっかけとなって誕生しました。
蓮池さんと「めぐる」の出会いは今年2月に東京・青山で開催された、とある展示会。
蓮池さんはひと目で「めぐる」を気に入ってくださり、料理家さんならではの使い勝手を考えた黒の日月を特別注文くださいました。
実際に製作してみると、私たちも驚くほど美しい器に仕上がったことから、今回正式ラインナップに加わる運びとなりました。
そんな蓮池さんから今回の新しい器にコメントを寄せていただきました。
料理家でありフードデザイナーさんならではの視点での漆器の良さ、そして育てていく器「めぐる」の魅力をとっても素敵な文章で解説いただいていますので、是非ご覧ください。
これで「めぐる」は全種、赤・黒が揃うことになりました。ご夫婦やご家族で色違いで揃えていただいたり、ご結婚祝いや還暦祝い等に夫婦椀としてお贈りいただくことが、よりしやすくなりました。
ご注文は、こちらの「めぐる」公式サイトよりしていただけます。
http://meguru-urushi.com/
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「日月・花塗り・黒のうつわに寄せて」
料理家 蓮池 陽子
口当たり
温かみ
優しさ
美しい形
汎用性の広さ
新しい器を手にする時は、この基準をとても大事にしています。
それから
買い物は自分を買うこと、という意識がいつも心の片隅にあります。
はじめて日月を手にした時、「これは育てるうつわ」だと思いました。
それはつまり、日々使うことを重ねて、いずれアンティークになる可能性を秘めているものだということ。
10年、20年先でも魅了的なものは、素材の良さとデザインの力があるものだと思います。
漆器はお手入れをして、継続して使用できるものです。
塗りが薄くなれば重ねて塗り直しをし、どこかが欠ければ漆で継いで使えます。
この日月もそうして使い続けることで、なんとも言えない風合いが生まれてくるもの。使うことでより一層艶っぽくなるのも漆器の良いところ。日々使っていたら、そんな変化に気がつかないかもしれません。でも使い込まれた器を初めて見た人が「いい器ですね」なんて言葉をかけられる日が必ず来ると思います。
すでに育ったアンティークを買い求めるのも良いですが、自分で育ててうつわの“たたずまい”に代わるものはありません。
赤の日月は、温かみのあるもので魅力的でしたが、和食を超えた料理を想定した時に「ぜひ黒のお椀を合わせてみたい」とご相談を持ちかけたところ、快よくお引き受けくださり、今回の黒の日月を作っていただくことになりました。
黒のお椀は、北欧の食器と合わせたり、スイーツと合わせてみると意外としっくり来て料理が映えます。料理を引き立ててくれつつ、お椀自体の優雅さもあり使い勝手は思った以上でした。
そうそう、本物のお椀をテーブルに置いた時の「こん」という心地の良い音を知っていますか?
木と漆できたお椀には、プラスティックのものでは出せない音があります。
そしてもう一つ温度の伝わり具合が違います。プラスティックのものは、うつわ自体が熱くなることがありますが、漆のお椀は、お椀が熱くて持てないことはないのです。これは、地味にして素晴らしいことだと思います。
どれも素敵すぎるうつわばかりですが、私の一押しはやはり「日月の黒」。
どうぞ一度お手にとってみてください。
一つ一つ買い増やしていくという選び方も素敵です。
「めぐる」は、ものがたりを紡ぐ器だと思います。
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蓮池 陽子さんプロフィール
料理家・フードデザイナー Atelier Story 代表
東京 雑司が谷出身。ビストロ勤務の後、料理教室で料理・製菓講師を務める。その後アウトドアで山菜や貝などを採取をする中で、おいしい物の背景には“美しい自然”や“沢山の物語”があることに開眼。現在は「食の物語を紡ぐしごと」をコンセプトにケータリング・料理教室、フードコーディネート、メニュー開発、執筆などを行っている。
Atelier Story :https://www.atelierstory.jp/
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「めぐる」公式サイト
▷ http://meguru-urushi.com/
「漆と刃物〜上映会とトークイベント〜」のお知らせ
投稿日:2017年10月10日(火) カテゴリ:イベント・展示会情報 , 漆器「めぐる」ニュース
10月20日(金)、福島県三春町の素敵なギャラリー「in-kyo」さんで下記のイベントが開催されます。「漆と刃物」の奥深い話。映像とトークでじっくりご堪能いただきます。「めぐる」の器でいただくお味噌汁とひなたの粒のおにぎり付きです。僅かながら残席があるそうですので、是非ご参加ください。
【 漆と刃物 〜上映会とトークイベント〜 】
使い込むほどに艶が増し、味わい深くなる漆の器。熱い汁物を注いでも手に伝わる温度はやさしく、手触りや口当たりも心地よい。日本で古くから親しまれている漆器は、現代の日本人の食卓にも欠かせない器だと思います。漆器の魅力はたくさんありますが、どうしても「ハレの日の器」「高級」「扱いが難しいのでは?」というイメージを強く持たれている方がまだまだ多いようです。使う人がいなければ、作り手、またはそこへ携わる職人の減少・衰退、そして日本の伝統文化、食文化への影響も出てくることになるでしょう。
初めての開催となる今回のイベントはまずは「知る」会にしたいと思っています。
漆とはどういうものか?漆の器の作り手、職人、またそこで使われる道具(刃物)の事、その道具を作る鍛冶という仕事について、映像を上映後に漆と鍛冶の仕事に関わるみなさんにお話をして頂き、参加者の方々に楽しみながら知っていただく機会にしたいと思います。
日 時:2017年10月20日(金)新月 18:00〜21:00
場 所:ギャラリー in-kyo(福島県三春町中町9)
定 員:15名(予約制)
参加費:2,500円(税込)
<上映会>
・民族文化映像研究所「奥会津の木地師」
・写真家飯塚大さんによる漆掻き道具を作る鍛冶仕事の映像
<トークイベント>
鈴木康人さん(omoto 鉄)
貝沼航さん(漆とロック)
宮下智吉さん(漆作家)
<おむすびとお味噌汁付き>
おむすびはお米農家山崎さんちの新米「ひなたの粒」を使ってomoto鈴木智子さんが作って下さいます。
お味噌汁は会津漆器「めぐる」の器でご提供します。
【お申し込み方法】
メールにてお名前・人数・連絡先を記載の上お申し込みください。
申込先メールアドレス: river@in-kyo.net ←@を小文字に変えてお送りください。
【主催】
in-kyo
〒963-7766 福島県田村郡三春町中町9
tel:0247-61-6650
http://in-kyo.net
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案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)
1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。