漆器『めぐる』/「テマヒマうつわ旅」の運営会社(明天)の社名変更について

投稿日:2016年9月20日(火) カテゴリ:テマヒマうつわ旅ニュース , 漆器「めぐる」ニュース

2016年9月より、漆器『めぐる』及び「テマヒマうつわ旅」の運営会社である株式会社明天は社名変更いたしました。

新社名は 「漆とロック株式会社」 です。

漆とは素材も含めた漆の器のこと。
そして、ここで言う「ロック」とは、「脱・大量消費社会」のことを表しています。
つまり、ロックミュージックを意味するのではなく「それロックだね〜!」という表現で使う時のロックです。
「早く・安く・便利に」という大波に流されない在り方、そしてそう傾き過ぎた世の中にバランスを取り戻していくこと、その姿をロックと呼ぶことに意味があります。
そして、漆とロック、この2つは実はコインの表と裏の関係にあります。
それはどういうことかと言うと、漆や漆器というものには大量消費や使い捨て消費を脱却するためのヒントが詰まっていますし、逆に、いいものを長く使う暮らしが広がることが漆器の出番をもう一度作っていくことに繋がるからです。

この社名のもとに、これからますます漆と漆器の魅力を世に広めていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

     2016年9月20日
     漆とロック株式会社
     代表取締役 貝沼 航

案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)

1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。

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