蒔絵師・山内さんの工房のご紹介です♪

投稿日:2013年12月15日(日) カテゴリ:研究員日記

こんにちは。「うつわと暮らしの研究所」略して「うつけん」のあきえ&かおりんです。
昨日に引き続きの工房見学レポート、2件目にお邪魔した山内泰次さんの工房を紹介しちゃいます。

山内さんは蒔絵師さんで、塗師さんが塗ったものに蒔絵を施す方です。草花をカラフルに描いた蒔絵が代表的で、思わず見とれてしまいます。

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山内さんの工房には、蒔絵師さんならではのものがいっぱい!筆ひとつをとっても、私たちには驚きの連続です。
実は蒔絵師さんの筆って、私たちがよく知っているあの動物の毛で作られてるんですよ、知ってました?
(答えは職人さんの工房で♪)
山内さんのお人柄も相まって、びっくりな楽しい話がたくさん聞けました。

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蔵造りの素敵な工房の2階はギャラリーになっていて、山内さんの素敵な作品がたくさん置いてあります。
そういえば可愛いうさぎさんの作品も多かったなぁ。山内さんってうさぎさんが好きなのかしら?

また、2Fのギャラリーではキュンとするような素敵な器が!
個人的にウサギのブローチと脚付きのお皿が欲しかったなぁ~~!!!

階段に飾られていた植物。
草花を愛する山内さんらしく、「うるしの実」です♪
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案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)

1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。

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