テーブルウェアフェスティバル
投稿日:2014年2月11日(火) カテゴリ:研究員日記
こんにちは。うつわと暮らしの研究所、略して「うつけん」のかおりんです。
2月8日から10日まで、研究員のあきえさんと一緒に東京ドームで開催されていたテーブルウェアフェスティバルにお邪魔してきました。
8日は大雪で(まさか東京に来てまで雪をみるとは・・・)お客様も少なかったようですが、10日は最終日とあってかなりの盛り上がりを見せていました。
「テマヒマうつわ旅」に参加されている山内さん、三浦さんのほかにも、全国各地のテーブルウェアが揃っていて、とても勉強になりました。会津塗以外でも伝統と新しいセンスの合わさった器って、やっぱり素敵だなぁ。
最終日には山内さんと会津うるわし会の女の子たちのトークショーがあり、若い女の子たちが頑張っている姿を見て、なんだか嬉しくなりました。
うるしもうつわも変わるべき局面に来ているのかな?
戦利品は山内さんの箸置きと、三浦さんの肥松のぐい飲み、ほか玉蟲塗りのフリーカップ。
特に山内さんの箸置きは面白いです。職人さんは漆に埃が入るといけないので、埃を掬い上げるために和紙を使って、漆を絞って使うんです。この箸置き、漆を絞ったあとの和紙なんですよ。色も可愛くて、思わず購入(笑)
こういう作った人の発想とか、過程を知るとついつい欲しくなってしまうんですよね~。
ともかくもとても勉強になるし、新しいことが発見できたテーブルウェアフェスティバルでした。
来年もまた行こうっと!
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案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)
1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。