木地師・三浦さんの工房にお邪魔してきました
投稿日:2014年3月1日(土) カテゴリ:研究員日記
こんばんわ。うつわと暮らしの研究所のあきえ&かおりんです。
今日は木地師・三浦さんの工房に見学に行ってきました。
三浦さんの工房は、とにかく、何もかもが衝撃でした。
漆器の土台となる「木地(きじ)」を作る職人である三浦さん。工房にある木は、荒削りされて乾燥の為に何十年も保管されています。
そして、必要とされるその瞬間まで、静かな工房でただ、じっと待つのです。
本当に感動しました。
一度帰宅後、どうしても欲しくなって慌てて来店して黒柿のフリーカップを2つ購入しました。
口当たりの優しい器です。今夜は、この器の木の事を考えながら過ごしたいと思います。
さらに三浦さんのギャラリーで見つけたちょっと面白いものをご紹介します。
三浦さんのギャラリーの棚に貼られているこの紙・・・実は木地師さんならではのあるものが入ってるんです。これも知ったら「おお~!」と思わず声をあげたくなるかも。(うつけんメンバーは皆「おお~!」と声をあげました。笑)
正解は・・・「テマヒマうつわ旅」に参加してくれた人だけが知れる、お楽しみってことで!
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案内人について

漆とロック株式会社(Urushi Rocks Inc.)代表
貝沼 航(Wataru Kainuma)
1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2013年より、木と漆という自然の素材の魅力や職人さんたちの手仕事の意味を実際に現場で体感できるガイドツアー「テマヒマうつわ旅」を展開。
2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。同年、グッドデザイン賞とウッドデザイン賞・審査委員長賞を受賞。会津で国産漆の植栽活動に取り組むNPOの副代表も務める。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも行っている。