制作体験一覧

投稿日:2015年5月29日(金) カテゴリ:テマヒマうつわ旅ニュース

テマヒマうつわ旅で出来る製作体験はこちらです。
基本参加費5,000円にプラスして下記のオプション料金にて体験ができます。

<御蒔絵やまうち>
本物の漆を用いた蒔絵体験をしてみよう!
料金:5,000円(送料込み)/1人、所要時間:約2〜3時間
工房の中で、山内さんが直接指導する蒔絵体験。
木製・本漆・手塗りの器(皿かお椀)に、蒔絵をしてみませんか?
通常の蒔絵体験は、カシュー塗料などの代用品を用いる場合がほとんどですが、御蒔絵やまうちさんでは本物の漆を使った蒔絵体験をしていただけます。(お椀やお皿に絵の具のように色の付いた漆で絵を描いていく「漆絵」という技法を主に用いますが、ご希望によって金や銀の粉を撒きつけることもできます。)
何を描くか事前にイメージしてみてください。アイディアが思い浮かばない場合には、工房にある画帳の中から選んでいただけます。
出来上がった作品は、後日ご自宅まで発送致します。

<大吉屋(吉井漆器工房)>
あっと驚く研ぎ出し体験!マイ箸を作ろう!
料金:2,000円/1人、所要時間:約1時間30分
工房の中で吉井さんが直接指導する箸づくり体験。
会津伝統の技である「金虫食い」が施された箸、その模様が一気に浮き出る最後の工程である「研ぎ出し」をしていただきます。
最初は漆の黒一色だった箸が、あなたが研ぐことによって、表情が見る見る変わっていきます。
出来上がった箸は、当日お持ち帰りいただけます。

<丸祐製作所>
他ではなかなか出来ない!ペン立てづくりに挑戦!
料金:1,000円/1人、所要時間:約30分
工房の中で荒井さんが直接指導する木地挽き体験。
実際にロクロに向かって、カンナを持って木地を挽かせてくれる体験は、他では、なかなかありません。
あらかじめ荒井さんが作ってくれた「ペン立て」にお好きなスジ入れていただきます。
出来上がった作品は、当日お持ち帰りいただけます。

「Creative Summer Camp」会津漆器コースが募集開始です

投稿日:2015年5月25日(月) カテゴリ:テマヒマうつわ旅ニュース

「my Japan」による若手クリエイター(U29)のための地域CM制作プログラム「Creative Summer Camp」がリリースになりました!

今年は、宮城県石巻・福島県会津若松・山形県赤湯温泉がフィールドとなり、それぞれの地域の文化に根付いた新たな挑戦の映像化・発信に取り組みます。

そして、会津若松コースは【漆器】がテーマです!
「テマヒマうつわ旅」でも全面的にお手伝いしています。

全国から集う若手クリエイターたちが漆器をどんな切り口でどんな映像(CM)に仕上げてくれるのか、とっても楽しみです。(なんと会津若松コースの審査員は箭内道彦さんだそうです。)

映像制作に携わる若手の皆さん、要チェックです!

「Creative Summer Camp」会津漆器コース
http://my-jpn.com/csc/area/aizu/

my Japan Creative Summer Camp

漆芸展「山内泰次と仲間たち」開催中です

投稿日:2015年5月23日(土) カテゴリ:イベント・展示会情報

本日、5月23日(土)〜 6月9日(火)まで福島県いわき市の「アートスペース泉」にて、 会津漆器の蒔絵師・山内泰次さんの漆芸展「山内泰次と仲間たち」が開催されています。

山内泰次と仲間たち展

今回は、山内さんの品に加えて、3人の若手の作り手さんも参加されているそうです。さらにお出かけする楽しみが広がりそうですね。

山内泰次と仲間たち展2

皆さま、是非この機会にお出かけください!

<アートスペース泉>
〒971-8185 福島県いわき市泉町2丁目14-17
TEL:0246-56-9101
http://www.geocities.jp/sokeiobiwaki/gallery/artspaceizumi.html

テマヒマうつわ旅:東北オープンアカデミー特別編 〜森から生まれる器、食の源流をめぐる旅〜

投稿日:2015年5月4日(月) カテゴリ:日々のアテンドから

先週4月24日(金)〜26日(日)の3日間に渡り、「東北オープンアカデミー」との共同開催により、「テマヒマうつわ旅:東北オープンアカデミー特別編 〜森から生まれる器、食の源流をめぐる旅〜」を開催しました。

漆器から見る会津の食文化とこれからの伝統産業の可能性を探る合宿形式でのフィールドワークとなった3日間の模様をダイジェストで(と言ってもコンテンツたっぷりだったので少々長いですが^^;)ご紹介します。

<開催主旨>
森から生まれるうつわ、漆器。木地の元になる地元産木材。漆の原料を採るためのウルシノキを育てる畑。そして、木地・塗り・蒔絵という分業化された工程。器ができるまでの源流を「体験」を通して辿りながら、そこに隠された職人さんたちのテマヒマを学びます。さらに、薬用人参を始めとした会津の食を支える若手農業家さんの新たな挑戦にも触れ、「食べること」の意味をもう一度考えていきます。
参加者の皆さんには、今日から「作る人と使う人・食べる人のお互いの顔が見える関係を作り、新しい市場を作っていく取り組み」の仲間になっていただき、みんなで更なるアクションを考えていきます。

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<Day1>
プログラムのスタートは、木地師・三浦圭一さんの工房から。木地師さんは、木を挽くカンナも自分で作ります。職人さんによって、微妙に刃先も違います。三浦さん曰く「木地師は鍛冶屋も出来ないと、一人前にはなれない。」道具づくりも職人さんの大事な仕事です。
三浦圭一さん

三浦さんが使う木地は、荒挽きしてから10年以上自然乾燥させた木を使用します。儲かることだけを考えたら、こんな方法を続けることは選びませんが、長く使っても狂わない器を作ろうと思ったら、欠かせないテマヒマです。そして、今三浦さんが荒挽きしている木地は、三浦さん本人よりも、そのほとんどを息子さんが使っていくのでしょう。漆器は、使うのも(塗り直しをして)世代を超えて受け継いでいけるうつわですが、作る方も世代を超えていくうつわです。
三浦木工所

初日の夜は、「会津職人の会」さんの懇親会に合流し、会津特産の御種人参(薬用人参)を使った薬膳料理と漆器のお猪口での地酒を楽しみました。漆器職人さんたちから様々なお話を聞かせていただき、参加者の皆さんも会津漆器産業に対する理解がさらに進みました。
薬膳古川

<Day2>
1日目に宿泊したのは、会津漆器を使ってくださっている料理旅館「田事(たごと)」さんでした。2日目も元気にスタートです!
田事

午前中は、喜多方の清水薬草・清水琢さんから、会津の伝統野菜である御種人参(薬用人参)の興隆と衰退、そしてこれからの挑戦のお話しをお聞きしました。漆器産業にも通じる話が沢山。そして、生産者から消費者に直接野菜を届けるチャレンジをしている渡部農園の渡部佳菜子さんも交え、食と器の連携の可能性を探りました。
清水琢さん

お昼は、漆器を使ったお花見に参加でした。
漆のお花見

ここからは、会津漆器工房見学3連発!まずは、木地師・石原晋さんの工房で、会津漆器の発明、擦り型ロクロ(鈴木式ロクロ)を見学。出来上がるまで、1分くらいの早技にビックリ!
石原晋さん

塗り師・吉田徹さんによるヘラ作りの実演です。弟子に入ると、最初はこればかりやらされるそうです。ここでも道具づくりの大事さを学びました。
ヘラづくり

蒔絵師・山内泰次さんの工房です。「仕事は手が覚える。職人仕事は一定の量があることが大事」とは、さすが山内さんの含蓄のあるお言葉です。
山内泰次さん

2日目のプログラムはまだまだ終わりません。夜の部は、そもそもの材料である木材(椀木地)の勉強会です。まずは、民族文化映像研究所の記録映像「奥会津の木地師」を鑑賞し、山に住んでいた頃の木地師の営みを勉強しました。この映像、本当に心震えます。何度見てもぐっと来ます。
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続いて、会津漆器にも木材を卸している南会津舘岩、オグラ(木こりの店)の渡部さんから、国産材の現状についてレクチャーいただきました。
漆器にも多く使われてきた栃の木も、最近は希少材に。一時期、全国的に伐採し過ぎたのが一因。今また植林しているけど、以前の状態に戻るには数百年。そうですよね、漆器の作られる時間単位は、そういうことですよね。
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<Day3>
最終日は、NPO法人はるなか漆部会の活動に参加し、ウルシノキの植え付けに汗を流しました。
はるなか漆部会3

無事、新しい漆の苗を65本植え終わりました。漆の液が採れるようになるまで、ここから15年の年月が必要です。
はるなか漆部会2

そして、労働後の青空ご飯タイム。これが最高なんです。
漆ごはん

3日間最後の締めはアカデミーらしく、ここ会津藩校「日新館」にて。次に繋がる振り返りの対話でした。
日新館

こうして、全行程無事終了することができました。全国からご参加いただいた皆さま、会津でご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました!

特に、今回プログラム・ナビゲーターとして、小豆島で生産者と消費者を繋ぐ活動に奔走する真鍋邦大(ポン)さんにご参加いただいたことで、さらに学びの深い時間となりました。ありがとうございました。

参加者の皆さんとの最後の振り返りワークショップはとても濃い時間となり、早速「会津漆器サポーターズ(仮)」というチームも東京を中心に立ち上がり、今後、都内で会津漆器をPRするイベントなどを開催していく運びとなりました。

この機会をきっかけに、今後に繋がるどんな具体的なアクションを起こせるかが本当の勝負。今回ご縁をいただいた皆さんと力を合わせて頑張っていきたいと思います。

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案内人について

めぐる/テマヒマうつわ旅
貝沼 航(Wataru Kainuma)

1980年福島市生まれ。大学卒業後に会津若松市に移住。漆器づくりの現場に魅せられ、2005年、伝統工芸の作り手を応援する会社「明天」を設立。2013年から「テマヒマうつわ旅」をスタート。2015年、世代を超えて受け継ぐことをテーマにした新しい会津漆器「めぐる」を販売開始。
「地球のリズムで暮らすうつわ、漆器」の豊かな世界を広めるべく活動中。作り手と使い手を繋ぎながら、大量消費社会を脱却するための「次世代の回答」づくりを目指す。

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